【中学受験をせず全て公立校から】子供が東京大学に入学した、母のピチカートです。
「頭の良い子に育てるには、幼いうちから絵本に親しませることが大切」とご存じの方は多いかもしれません。
とはいえ、書店にはたくさんの絵本が置かれ、どの本を選んだらいいのか悩んでしまいます。
今回は、子供が0~1歳頃に私が実際に読み聞かせた絵本を30冊お伝えします。
読み聞かせる際に気をつけていた3つのポイントもお伝えします!

読み聞かせにはどんな効果がある?
読み聞かせが、なぜ「子供を頭の良い子に育てる」のでしょうか。
絵本を読み聞かせることで、以下のような効果があると言われています。
- 言語能力を育てる
- 集中力が身につく
- 語彙力が鍛えられる
- 想像力を養うことができる
- スキンシップを図る機会となり、親子の絆が強まる
我が家では、赤ちゃんの頃から読み聞かせをしていました。
赤ちゃんの首が座った生後3~4か月くらいから絵本を読んであげた記憶があります。
頻度としては週1~2回くらいだったと思います。

やがて子供はお気に入りの本を持ってきて「これ読んで」とせがんでくるようになりました。
ひとりでじーっと絵本を見ていたり、もう少し成長すると、声を出して読む真似をしていることもありました。
読み聞かせする際に気をつけていた3つのポイント
「絵本の時間は楽しいひととき」と赤ちゃん感じてもらう事が重要です。
私が子供に絵本を読んであげる際に気をつけていたポイントは、3つあります。
- 子どものご機嫌がいい時を選ぶ。
- 絵本の時間がわくわくするようなオープニングを演出する。
- 抑揚をつけて、赤ちゃんが話に引き込まれるように工夫して朗読する。
【ポイント1】子どものご機嫌がいいときを選ぶ
赤ちゃんの機嫌が悪い時に無理やり読むなら、絵本嫌いになってしまいます。
絵本の時間が楽しい時となるよう、リラックスした雰囲気の、ご機嫌の良いタイミングを選んで読むようにします。

【ポイント2】絵本の時間がわくわくするようなオープニングを演出する
絵本を持って来て唐突に読み始める事はしませんでした。
赤ちゃんが「これから何が始まるのだろう?」とワクワクしてくれるような演出をします。
- 本を揺らしながら「キラキラキラ」と言って、期待感を高める
- 「絵本の時間だよー」「今日はこぐまちゃんの本読もうね!」と声掛けをする
絵本の時間が、
「ママやパパに構ってもらえる」
「新しいことを学べる、心地よいひと時」
と赤ちゃんに感じてもらえるように、心配りをしましょう。

【ポイント3】抑揚をつけて読む
ただ字面を追っているだけでは赤ちゃんにとって楽しい時とはなりませんね。
しっかり抑揚をつけて読むことが大切です。
- 登場人物のセリフの部分は、その登場人物になり切った朗読をする。
- 怖い場面は声を低くするなど声に高低をつける。
- 怒った人のセリフは声を大きく出すなど、声に強弱をつける。
注意!「無理強い」をしないように
読んでいる最中、絵本に触ろうとしたり、本を取り上げようとして集中してくれないこともあります。
そんな時でも、「ちゃんとお話を聞こうね」「本は大事にしようね」と優しく言い聞かせる程度にとどめましょう。
最後まで聞かせようと無理強いしないこと。
赤ちゃんが読むのを嫌がった時は中止します。

赤ちゃんにはどんな本が向いている?
0~1歳児ごろの赤ちゃんにはどんな本を読んであげるべきでしょうか。
・昔から読み継がれている、ロングセラー本
・絵が大きく、きれいな本
を中心に私は選んでいました。
ちなみに子供は、『がちゃがちゃ どんどん』 『がたん ごとん がたん ごとん』のような擬音語を多用したリズムのある絵本をよく好んでいました。
子供が成長していくにつれ、絵本の内容を理解できるようになります。
徐々にストーリーを重視した絵本を選んでいくと良いでしょう。
【東大現役母がセレクト!】0~1歳向け、おすすめの絵本30選
とはいえ、どの本を選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
今回、私が実際に子供に読み聞かせた絵本(対象目安:0~1歳頃)をご紹介します。
特におすすめの30選をピックアップしました。
0~1歳くらい向けとしましたが、絵本には「2歳ごろから」となっているものも含まれています。
また、これらの本は胎教の教材としても使えます。
1.いないいないばあ
(出版社:童心社 作者:松谷みよ子)

2.おふろでちゃぷちゃぷ
(出版社:童心社 作者:松谷みよ子)

3.こぐまちゃんシリーズ ★子供のお気に入り★
(出版社:こぐま社 作者:わかやまけん)

4. ねないこだれだ
(出版社:福音館書店 作者:せなけいこ)

5.いやだいやだ
(出版社:福音館書店 作者:せなけいこ)
6.あーんあん
(出版社:福音館書店 作者:せなけいこ)
7.にんじん
(出版社:福音館書店 作者:せなけいこ)
8.がたん ごとん がたん ごとん ★子供のお気に入り★
(出版社:福音館書店 作者:安西水丸)

9. おつきさまこんばんは ★子供のお気に入り★
(出版社:福音館書店 作者:林明子)

10.くつくつあるけ
(出版社:福音館書店 作者:林明子)

11.きゅっきゅっきゅっ
(出版社:福音館書店 作者:林明子)

12.ここよ ここよ
(出版社:福音館書店 作者:薮内正幸)

13.どうぶつのおかあさん
(出版社:福音館書店 作者:薮内正幸)

14.ぶーぶーじどうしゃ
(出版社:福音館書店 作者:山本忠敬)

15. ころ ころ ころ ★子供のお気に入り★
(出版社:福音館書店 作者:元永定正)

16. がちゃがちゃ どんどん ★子供のお気に入り★
(出版社:福音館書店 作者:元永定正)

17.くだもの
(出版社:福音館書店 作者:平山和子)
18.うずらちゃんのかくれんぼ
(出版社:福音館書店 作者:きもとももこ)

19.バルンくん ★子供のお気に入り★
(出版社:福音館書店 作者:こもりまこと)
20.きんぎょがにげた
(出版社:福音館書店 作者:五味太郎)

21.てん てん てん
(出版社:福音館書店 作者:わかやましずこ)

22.ちいさなうさこちゃん
(出版社:福音館書店 作者:ディック・ブルーナ)

23.くまくんの絵本シリーズ
(出版社:福音館書店 作者:わたなべしげお)
★準備中
24.もこ もこもこ ★子供のお気に入り★
(出版社:文研出版 作者:谷川俊太郎)

25.はらぺこあおむし ★子供のお気に入り★
(出版社:偕成社 作者:エリック・カール)
26.いないいないばああそび
(出版社:偕成社 作者:きむらゆういち)

27.ごあいさつあそび
(出版社:偕成社 作者:きむらゆういち)

28.いただきますあそび
(出版社:偕成社 作者:きむらゆういち)

29.じゃあじゃあびりびり ★子供のお気に入り★
(出版社:偕成社 作者:まついのりこ)

30.ノンタンシリーズ 赤ちゃん版
(出版社:偕成社 作者:キヨノサチコ)


今回挙げた本のほとんどは、昔から読み継がれている良本です。
世代を超えて愛されてきたロングセラー本なので、自信をもってお勧めできる絵本ばかりです。
もちろん、最近発行された絵本の中にも良い本はたくさんあると思います。
レビューを読んで評価の高い絵本があったら、ぜひ候補に加えてみてください。
終わりに
昔から読み継がれている良本を中心に、0~1歳児におすすめの絵本30選をご紹介しました。
絵本を読むときに心掛けていたのは、子供に「絵本の時間は楽しい!」と思ってもらうこと。
子どもがリラックスしたご機嫌がいい時を選び、絵本の時間がわくわくするようなオープニングを演出をしていました。
また、赤ちゃんがお話に引き込まれるように工夫して朗読していました。
ぜひ、親子で楽しい絵本タイムとなるよう、工夫をしてみてください。
※2~3歳時のときに読ませた絵本のリストは、近日中にアップする予定です!
